シェヘラザードの本棚

物語同士のつながりが好き

新年の挨拶と雑記2021

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明けましておめでとうございます。

旧年中このブログを更新してたとはとても言えませんが、訪問してくださった方には感謝でいっぱいです。
今年はもう少し更新頻度を初心に帰り増やしていこうと思います。出来れば。

 

コロナと共にある日常は薄氷の上を歩いてるようで、エンタメを楽しむ際にもなんだか薄いが破れにくい膜があるようでした。
この感覚自体は私の受け止め方の問題で、このような状況でも変わらず素晴らしいエンタメを届けようとする製作陣の方々には頭が下がりますし、例え膜があったとしても伝えてくる熱が膜ごしにも感じられます。
時としてその膜が毛布のようで自分がその不思議な暖かさで包まれてるようでした。

 

さてさて去年触れた物語についてちょこっと。
つい最近だと「岸辺露伴は動かない」が良かったですね~。
感想はtwitterでばんばん言ってたんでここでは割愛させて頂きますが。
露伴を演じた高橋一生さんについて少しお話を。
高橋さんはキャラクターを演じている時でもそのキャラの見せている表面的な部分とその仮面の下に隠れている人間性がちゃんとあるように感じられるんですよね。
だけど見えているのはそのキャラの氷山の一角といいますか。
多分視聴者としてはその山の峰だけなんだけど、ちゃんと麓まであるんだろうなと感じられます。

 

そんな高橋さんが今月のTBSのドラマ「天国と地獄~サイコな二人~」に出るのめちゃくちゃ楽しみすぎますね。
脚本は森下佳子さんですし。森下佳子さんですし!!
サイコパス殺人鬼を演じるということですけど「サイコな二人」ってとこからすると綾瀬はるかさんもサイコなとこがあるんじゃないかなぁ?
と今からあーやこーや言ってワクワクです。

 

あと「エール」とグレプリこと「GREAT PRETENDER」も面白かったですねぇ。
二つを同時進行で楽しみました。

 

 

 というのもエールの裕一君があれよあれよと自分の音楽家の才を発揮する場所が戦時歌謡だった事とグレプリでキャラクター達がいつのまにやら気づけば社会的に「悪」といわれる場所に立っていたことが、シンクロしていったとこがあったからなんですよね。
善悪二元論とか悪にも理由があるってより、なんか一生懸命生きてたらそこに場所にいつのまにかいた。
あ~、これは誰にでもそれは起こりうることなんだなぁと。
この誰にでも起こるという事はつまり出会いや環境によっては人はどうとでもなるという事。
この辺は「MIU404」のピタゴラスイッチによる「分岐点」のようでもあります。
かといってその「分岐点」を左右するものが国や社会構造のようなマクロまで及ぶとミクロレベルでは変えるが不可能に近くて。
うーん。この辺の感覚はもう少しこれら掘り下げていけたらなぁとと思います。

 

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なんか新年の挨拶にしてはまただらだらと語ってしまいましたが今年もよろしくお願いします。