森下佳子
武田軍の侵攻に開戦しようとする近藤に対し、直虎は兵力となる百姓達を隠すことで戦を避けようとしました。兵糧となる食べ物さえもっていかれた信玄はもちろんおかんむり。そこで彼は井伊谷の里のすべてを焼き払ってしまいました。以前、直虎の事を 英雄でも…
家康が氏真と和睦を結ぶことで、一時の平和を手にいれた井伊谷。井伊家の再興をあきらめる事で、新たな生活が各々始まりました。直虎は還俗し農婦となり、直之・高瀬は近藤に仕え、方久は薬の行商を始めて、祐椿尼は寺に身を寄せてます。それぞれが近藤の元…
twitterで足を負傷して、もう歩けなかったもしれなかった近藤さんが歩み始めた時、「クララみたいだね!」という感想を見かけましたが、この回はまさしくアルプスの少女のごとく第一回の「井伊谷の少女」の直虎の原点が、問われるようなお話でした。そして今…
二回連続でハードな展開だったので、今回は寂しさと穏やかさと笑いと明日への希望がつまってました。ただし、このあとお怒りモードの武田が来るんですが。いやぁ、ほんとあのお方はいつ来るのでしょうか?さすがに次回はないとは思いますけど次々回あたり怪…
政次の死でショックを受けたので、次回からはしばらく明るい話でよろしくな!と、思ってたところで今回のお話。しかも武田はまだ来てないという。ちょっとこっちは精神的にぼろぼろで頭が正常に働いてない中、感想をまとめていきたいと思います。 <政次が死…
今回、言葉になりませんでした。言葉にできないほどの感情があふれてきて、ちゃんとブログに感想をおとしこめるか、自信がないまま書こうとしています。なにを書こうと、自分が受け止めた気持ち以上の事をちゃんと言語化できてはいないと思います。だけどこ…
駿河へは武田が、遠江へは武田が侵攻することによって今川家が窮地に立たされています。乱世の火花が散る中で、昨日の敵は今日の友の名の通り、誰が敵でも味方でもおかしくありません。一体、何が、どの道が正しい答えなのかわからない中で己で考え歩んでい…
「徳政令」を受け入れる事で、国を潰して国を生かす決心していた直虎。そのプロットを実行しようとした時、思いもよらぬ役者たちがその舞台に躍り出ました。直虎が窮地に立たされていると知って、徳政令撤回の申し出でる瀬戸・祝田村の百姓達。この時点では…
とうとう武田との全面戦争が回避されなくなってきました。今川家はそのための準備にとりかかることに。直虎は徳川との密約を水面下で結びつつ、氏真に命じられるまま戦備えをします。その氏真に呼び出された方久は、気賀に蔵を建てる事と認める代わりに井伊…
不穏なマクロの影がだんだんと井伊谷に忍び寄ってくる中、信玄公の「巨悪」っぷりに対抗するため、 直虎は家康に上杉との同盟を提案して、なんとか今川攻めを食い止めようと画策します。そのころ、寿桂尼が机上に伏しながら世を去りました。今川家はもちろん…
前回までは基本的に井伊家の内政にじっくり取り組んできたお話に、フォーカスが置かれていました。これまでも極めてミクロなテーマの中から戦国というマクロがちらちら見えてましたが、今川家の目線を通すことで魑魅魍魎がうごめくマクロの厳しさを突きつけ…
方久から気賀の城主になってはどうかと提案された直虎。ちょうどいいタイミングで、中村屋が町衆を連れ、大沢ではなく直虎にその気賀を治めてほしいとの申し出がありました。できるものならやってみたい直虎のようですが、さすがに現実問題、超えていけない…
材木を駿府に持ち込む事で今川家からの謀反の疑いを晴らす事に成功した直虎。これに対してご都合主義だと思う方もいるかもしれませんが、私はどちらかというと非常に日本的な会議のまわり方を感じました。意見に正当性や合理性を求められてるというより、そ…
井伊の材木の売り先が決まり喜びに沸く直虎達の一方で、「塩留」という経済封鎖を使い武田を追い込もうとする氏真。他国との情勢がだいぶ不安定になりつつあるようです。今回はそんな暗雲立ち込める今川家に、思わぬ形で巻き込まれる井伊家が、どのようにそ…
直虎のヘッドハンティングを「がらじゃねぇ!」といって断った龍雲丸。そんな井伊谷での小さな動きが起こっている中で、外交では今川氏真が武田家の「経済制裁」として「塩留」を行い、国力を取り戻さんとするために、「縁談政策」を推し進めてきました。そ…
今週は直虎感想記事が、一日ずれ込んだので土曜日の方の更新はなしにしようかと思ったんですが、ちょうどいい機会なんでさらっと短く、直虎の脇役陣について超個人的な印象を書いていきたいと思います。タイトルが、「井伊谷カルテット」っていうなら四人だ…
飲みにケーションwith龍雲党で井伊の住民達との親睦を深めた翌日、近藤さんが何者かによって本尊盗まれたと直虎のもとにやってきました。彼の言い分によると、犯人は龍雲丸達ではないかという事でした。引き渡しを要求された直虎ですがなんとか逃がそうと画…
前回、直虎は龍雲丸の一党を木材伐採のためにヘッドハンティングしてきました。今回はそんな外部の彼らが、井伊谷の定住民といざこざを巻き起こします。今までもミクロの部分にフォーカスを置いている大河だと述べてきましたが、この話でマクロの波に飲み込…
前回の隠し子事件からの女達の友情の芽生えから、今回はうってかわって気賀に営業を領主自らかける直虎さん。そこで名前も知らずアドバイスを受けてた「盗賊の頭」と思わぬ形で再会することになりました。ていうか銭を子供に掏られて追いかけたら、逆に捕ま…
前回はシリアスなテーマ「法と秩序の為政者としての判断と、個人レベルの正しさを通す両立の難しさ」をうまくコーティングして、どたばたコメディの様を見せていました。今回も、しのと直虎の関係性の変化に大笑いしたものの、なかなか心打たれる話だったと…
前回がシリアス回だったので今週はサービス回かな?ブログでキャラ萌えに特化した記事が書けるぞ!ガッハッハ!なんて、阿呆なことを考えていました。すみません。重かったです。話自体は盗賊たちの材木窃盗にまつわる井伊家のてんやわんやな話に、コミカル…
今回の「あるいは裏切りという名の鶴」は神回じゃなかったですか?もう第何次小野政次インパクトなの?ってくらいこちらを揺さぶってきてました。好きすぎて言語化も分析もしたくねぇー!!って感じで、心が脳を拒絶している状態だからいつも以上に乱文にな…
前回は、内政で国を潤す「富国」で今回は軍事力強化をする「強兵」の話となりました。 新兵器「種子島」(火縄銃)を自国で量産化を目指すものです。 百姓集めの時は遠回りなアドバイスをしてくれた政次も「今川家から謀反の疑い」をかけられるといって軍事…
前回、寿佳尼に「民を潤す事」がマニフェストの最優先事項と提示した直虎さん。今回はその政策の具体的実行力が問われる話となりました。 「国の土台は『食』と『安全』にあり。」と考えてる私ですが、それだけでは発展はありえないでしょう。もうワンランク…
大好きな作品を誰かと語り合った時、好きなポイントが全然違った!!って経験はありませんか?例えば、「おんな城主直虎」のどこがいい?って意見をきいたら、「役者さんの演技がいい」「音楽がいい」「脚本がいい」などのふんわりした理由から「直虎・直親…
前回は、井伊の内政問題を扱っていました。今回は外交になります。昔から上下関係の同盟関係をもつ国の関係は非常にバランス感覚をとるのが大変です。独立した一国としてのアイデンティティを守る事と安全保障のためには従順でなければならないという現実の…
Twitterのほうでは、「政次がね、政次は~、政次ったら」とほぼほぼ政次botになっている私ですが、この話をみる限り、彼はどうも官僚タイプの人間で上に立つ政治家タイプではないんですよね。ほんと「シン・ゴジラ」みたく霞が関あたりで勤め上げた方がよっ…
いや、ほんと面白いですね。毎回、感想かかないぞ!!とりあえず週一ペースでブログ更新☆とか心に決めていたのにそんな自分に徳政令(←使い方違う)です。とはいっても軽く触れる程度であらすじとかは、とばしまくりなのであしからず。 さて、ブログの題名か…
12話まで視聴して、このドラマはどんなドラマかと聞かれれば、 「土着の狭い共同体と『家』。濃い血縁関係が生み出す閉塞感。それらのしがらみがあるゆえに、乱世というパラダイムシフトについていけない者たち。そして・・・」といったところでしょうか。特…
「おんな城主直虎」始まってますねぇ。賛否両論あるなかで、私としては「政次さん、かわいそすぎて、いますぐ俺つええ系のチーとハーレム主人公にしてあげてくれ。かわいい敬語妹とちょろいツンデレヒロイン、ずっと想ってくれる幼馴染だけでいいからぁ!!…